私たちについて
会の概要
- 会の名称
- アルポート症候群の会(任意団体)
- 役職員
-
- 代表
- 1名
- 副代表(東日本支部)
- 1名
- 副代表(西日本支部)
- 1名
- 事務局長
- 1名
- 会計
- 1名
- 監事
- 1名
- 事務局運営委員
- 若干名
- 所在地
- 神戸市中央区楠町7丁目5番1号(国立大学法人神戸大学医学部附属病院 内科系講座小児科学分野内)
- 設立年月日
- 令和7年6月1日
- 活動目的
- アルポート症候群の患者やその家族、医療従事者等が交流し、アルポート症候群やその合併症、
また、腎臓病についてのについての正しい知識や最新の情報を学び、相互にサポートし合える環境を築くことを目的としています。 - 活動内容
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- アルポート症候群の患者とその家族の支援
- アルポート症候群の認知度を高める啓発活動
- アルポート症候群についての情報収集と提供
- 医療制度や社会保障制度の改善を関係団体に求める署名・要請活動
- 登録患者・家族数
- 40名
- 医療顧問
-
野津 寛大
国立大学法人神戸大学大学院医学研究科
内科系講座小児科学分野 教授山村 智彦
国立大学法人神戸大学大学院医学研究科
内科系講座小児科学分野 助教堀之内智子
国立大学法人神戸大学大学院医学研究科
内科系講座小児科学分野 講師甲斐 広文
国立大学法人熊本大学 名誉教授 /
国立大学法人熊本大学薬学部 客員教授三浦健一郎
東京女子医科大学腎臓小児科
教授 診療部長
令和7年6月1日現在
情報公開
- 会の情報
- 会則(準備中)
- 活動計画書
- 令和7年度(準備中)
- 年次報告書
- (準備中)
沿革
小さなつぶやきから始まった、つながりの物語
令和4年6月のある日、一つの小さな投稿が、静かに波紋を広げ始めました。
アルポート症候群――あまり知られていないこの病について、本会の代表がX(旧Twitter)に思いを込めて綴ったのです。
その言葉に、遠く離れた誰かが頷き、また別の誰かが返信をくれました。
「私も」「うちの子も」「こんな悩みがあるんです」――。
これまで孤独の中にいた患者やその家族たちが、Xの世界で少しずつ、でも確かに、つながり始めたのです。
やがて、代表は思いました。
このかすかな糸を、もっと確かな絆に変えたい――と。
令和5年2月、「アルポート症候群の会」と名付けられたLINEオープンチャットが誕生。
Xを通じて広く呼びかけると、思いに共鳴した人たちが次々と集まり、会は静かに歩み始めました。
そして、運命の転機が訪れたのは令和7年3月。
熊本大学で開催された「遺伝性腎疾患アルポート症候群の国際ワークショップ」に関する情報を、ある会員がXに投稿したのです。
その投稿が、代表の目に留まりました。
すぐに代表は熊本大学に連絡を取り、甲斐広文先生に自らの思いの丈を伝えました。
甲斐先生はこれまで、海外で開催されてきた国際アルポート患者団体主催のワークショップに継続的に参加されており、
日本の患者さんたちの顔が海外から見えず、交流もないことをずっと寂しく感じておられました。
「国境を越えた患者同士の交流には大きな意義がある」――
その信念のもと、研究者人生の集大成として、ゼロから企画された今回のワークショップ。
それがついに実現し、甲斐先生にとって何よりも嬉しかったのは、
この場で国際アルポート患者団体の日本支部のキックオフが果たされたことでした。
そのご配慮により、「アルポート症候群の会」もZoomでワークショップに参加できることとなり、
全国から集った仲間たちが、画面越しに同じ時を共有しました。
そしてこの場で、現在の代表が正式に会のリーダーとして任命され、
「アルポート症候群の会・日本支部」として、あらたな一歩を踏み出しました。
会の歩みは、さらに加速していきます。
令和7年5月には、より深い交流と情報共有を目指してDiscord「アルポート症候群の会」を立ち上げ。
そして、令和7年6月――
ついに、「アルポート症候群の会」は任意団体として正式に設立されました。
すべての始まりは、一つの投稿。
誰かの思いが、誰かの心を動かし、
やがて、多くの人々の声となって一つの大きな輪をつくったのです。
ここから、新たなスタート。
- 令和5年2月14日
- LINEオープンチャット 「アルポート症候群の会」 開設
- 令和7年3月21日
- 遺伝性腎臓病(アルポート症候群)国際ワークショップ イン熊本への参加
国際アルポート症候群患者団体の日本支部としてキックオフ - 令和7年5月 2日
- Discord「アルポート症候群の会」 開設
- 令和7年6月 1日
- 任意団体 「アルポート症候群の会」 設立